赤坂バイパス・松永道路の不思議なところ

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赤坂バイパス・松永道路とも国道2号線のバイパスです。

赤坂バイパスが福山市の瀬戸町山北(さぼく)と神村町(かむらちょう)を結び、松永道路が福山市神村町と尾道市高須町を結んでいます。

この道路に個人的にちょっと不思議だと思うところがありまして、記事にしてみました。ホントは車載動画で紹介したかったのですが、なかなか行ける機会がないのと、ラブちゃんが不調で松永道路の自動車専用道区間を走れなくなったので、動画ではなくこの形で紹介させていただきます。

赤坂バイパスと松永道路の概要

福山市瀬戸町から西は福山湾から広がっている福山平野が山に囲まれて徐々に狭くなります。神村町の辺りで福山湾と松永湾への分水嶺があり、そこから先は周囲を山に囲まれた松永・東尾道にかけての干拓をしてできた平地が山波まで広がっています。

旧国道2号線(以下旧国道)は山陽本線と一緒に、赤坂から松永へは真っ直ぐに伸びています。この場所は南北が山に囲まれていますが、ちょうど福山断層の活動でできた断層谷になっています。そのためにトンネルや大した峠越えも必要なく赤坂と松永を行き来することができます。松永に入ってから、山波にかけては平地のやや山沿いを進んでいきます。

赤坂バイパスは旧国道の南側の山を赤坂トンネル、神村一区トンネル、神村竜王トンネルと連続したトンネルで抜けていきます。赤坂バイパス入口で旧国道と別れると途中に早戸ランプ、赤坂ランプ、神村東ランプ、神村西ランプの4つのランプがあります。

赤坂バイパス終点の神村ランプでは直接松永道路に接続します。松永道路は松永の平野部の北を囲むようにして進みます。途中に神村トンネル、平トンネル、松本トンネル、高西トンネル、高須トンネルとこちらもトンネルが多く感じる道ですが、掘割で山を切り裂いたところが多く、赤坂バイパスと比べると全線にたいするトンネルの割合は小さいです。途中に羽原ランプ、今津ランプ、福山西JCT、西藤ICがあり、終点の高須ICで尾道バイパスとしまなみ海道に接続しています。

どちらも松永市街や赤坂駅前の旧国道の慢性的な渋滞を避けるために建設され毎日多くの車に利用されているとても重要な道路です。ですが、この2つのバイパスの少し不思議な点を列挙していきましょう。

貧弱なランプへのアクセス道路

赤坂ランプ・神村東ランプ・神村西ランプの3つが旧国道や他の県道とバイパスを結ぶ道が貧弱です。ランプから降りると路側帯や中央線すらない田舎道しかなく、また旧国道にもランプの案内標識もありません。ランプからするとアクセス道路がとてもおそ松です。

とはいえ、利用する人を見たことがありません。地元の人しか利用しないのでしょう。赤坂から西に行きたいなら、旧国道と交差する神村ランプから乗れば十分ですし、松永から東に行きたいなら、旧国道を通っていくのがいまのところメジャーだと思います。

こんなに近い距離に3つも利用者の少ないランプが要るのかは謎です。

ただし神村西ランプは南側に工業団地の造成の計画があったので、バイパスから南に山を登っていく道がやたら立派だったりします。Wikiには経済状況の変化で凍結されたようです。地元で聞いた話ではフクロウの生息地だったために中止になったらしいです。どちらが正しいのか、あるいは両方かは、まだよくわかりません。

ゼロ加速からの合流

神村東ランプの東行と羽原ランプの西行には、比喩でも何でもなく加速車線がありません。合流する車両は、合流する手前で一時停止して合流する必要があるのです。

神村東ランプの東行はは将来の4車線化に備えてこのような状態になっています。4車線化した暁には今の道路は西行となりその北側に東行の道路が敷設されると思いますので、この一時停止は将来解消されそうです。

羽原ランプの西行も一時停止からの合流があります。羽原ランプは県道157号線と松永道路が接続しており、県道側にはこれより北に大型車通行困難の区間がありますが、ランプ周辺までは道も良く、利用者がそれなりにいます。ですが、利用者に対して設備がいいとは言えません。羽原ランプは前後を神村トンネルと平トンネルに挟まれており、加速車線・減速車線をつける十分な余地がありません。そのために一時停止からの合流となっています。トンネル内の拡幅でもしない限りこの面倒な合流はずっと残り続けるでしょう。

加えて以前は、羽原ランプの東行も合流前に一時停止がありました。こちらは4車線化のときに、加速車線・減速車線をトンネルの中まで延長することで解消されました。そのために平トンネルと神村トンネルではトンネル内で断面形状が変わるという少し面白いことが起こっています。

ランプの名称の順序がおかしい

福山市の神村町内にあるランプは4つあります。東から、神村東ランプ、神村西ランプ、神村ランプ、羽原ランプです。

神村西ランプの西に神村ランプがあるというおかしなことになっています。これは赤坂バイパスと松永道路で別々に計画が行われたためです。

まず松永道路が1990年に西藤ICから神村ランプまでを開通させ、羽原ランプもこのときに開設されます。

赤坂バイパスでは1998年に赤坂バイパス入口から、すでに松永道路として完成していた神村ランプまで一気に供用開始します。このとき、神村町の二つのランプを神村東ランプ、神村西ランプとして解説します。

バイパスが違うので名前の順序がこうしたことになっています。個人的にはこの区間にあるトンネルみたいに、「神村〇区ランプ」とか「神村平ランプ」の名称にすれば良かったのではと思うところはあります。

原付利用者としては神村ランプで降りたい、でも降りれない

神村ランプはハーフランプの構造になっています。旧国道とバイパスの接続してる地点で、これより西は糸崎までありません。しかし、ランプの構造上の問題で利用がしづらいのです。

  • 松永市街→松永道路
  • 赤坂市街→松永道路
  • 松永道路→赤坂市街

この3つの利用のしかたはできますが、他の利用はできません。例えば、赤坂バイパスから降りたり、逆に赤坂バイパスに乗ることはできません。

このランプのある場所は、旧国道と山陽本線の走る深い谷をバイパスが斜めに横切るかっこうになっています。赤坂バイパス側にランプを付けるには山を大きく削る必要があります。それだけではなく、山陽本線も必要となるなど、困難が多いためハーフランプとなっています。

僕は原付に乗っているのですが、個人的にここに赤坂バイパスと旧国道を結ぶランプのが必要だと思います。このままバイパスを進み続けると問題が生じます。それは今津ランプより西が自動車専用道路となるために、原付・自転車走行不可となるためです。この神村ランプに赤坂バイパスから降りれれば、バイパスから旧国道に迷いなく降りることができます。

現状では今津ランプで降りて県道48号線を走って松永で旧国道に合流するか、赤坂バイパス入口で敢えて旧国道を走っていくことになるでしょう。ただ、原付走行不可の標識は今津ランプ直前にしかないので知らずに走ってきたら、今津ランプで強制的に降ろされるケースが多いのではないでしょうか。

福山尾道道

知名度が低い高速道路です。松永道路の福山西JCTと高須IC(しまなみ海道・福山尾道道では西瀬戸尾道ICと呼称する)の区間がこの道に指定されています。山陽自動車道としまなみ海道を連絡する道路です。この区間を含む今津ランプ~高須ICが松永道路では自動車専用道路の区間に指定され、福山尾道道の区間は高速道路ナンバリングも持っています。

名称もこの区間だけランプではなく、ICをつかい、中央分離帯もしっかりしたもので、まさに高速道路といえます。しかしこの自動車専用道区間があるために、原付で走れないのが原付乗り・自転車乗りには苦しいところです。尾道大橋を渡るにも、いったん旧国道まで迂回してから高須ICまで来て側道を走って行くか、尾道大橋直下の旧国道との交差点からのアクセス道路を通るしかないのです。

?ランプ?

名称がわかりません。ただ、今津ランプと松本トンネルの間にバイパスへの出入口があります。

ランプウェイといえるものではありません。加速車線はありませんし、減速車線もかなり短いです。ついでに付けたような出入口です。たまに利用している車両を見ます。なぜかここだけこんな貧相な出入口があります。

言葉でまとめるよりも動画にしたほうが上手く表現できるんですが、現地まで行けないのでこんな感じになりました。

多分こんな記事見るよりも現地のランプウエイで降りた方が楽しいですよ。

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