ダムカード集めで北海道ツーリング3

北海道ツーリン
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名古屋港へ フェリー乗船

 2019年8月4日午前10時、私は神戸から出発した。国道43号線を東に進む。十三大橋を経由して国道163号線に入るルートだ。十三大橋の辺りは道に慣れていない上、運転の荒い車も多く、道に迷ったが、何とか国道163号線に入ることが出来た。8月上旬で晴天ということもあり、大阪市内はうだるような暑さだった。

 国道163号線は木津の辺りまで何度か通ったことがあった。それであとはスムーズに行くと思っていたが、今回は木津近くの国道24号線との合流手前のところでまた道に迷ってしまった。ナビに従ったのに1ブロック手前の角を右折したようだ。すぐに163号線に復帰して、今度は木津川に沿って進む。思えばGB250に乗り始めたころに最初に遠出したのが163号線だった。笠置より先は走ったことがなかったが、それまでの道と変わらずいい道だ。路側帯が狭いのが少し怖いが。

 道中にある道の駅、お茶の京都みなみやましろ村で休憩を取ることにした。日曜日ということもあるのだろうか、バイクも何台かいた。ここでバイクを止める際に足をベンチにぶつけてしまい、少し腫れた。

 道の駅出発後、エンジンの回転数が大阪市内を走っていた時よりも落ちてきたことに気が付いた。道の流れがスムーズだからか、エンジンがよく冷えてしまうような気がする。空冷のエンジンだからこそ速度によって大きく冷えるのだろうが、ここまで目に見えて変化することに驚いた。

 163号線を快走して伊賀市中心部に入る。車が多くなってきた。市街地を抜けると名阪国道の伊賀一之宮ICがある。ここで名阪国道に乗ることにする。名阪国道は以前に一度だけ伊賀一之宮から上柘植を利用したことがあった。今回はその時の倍の区間を走る。少しワクワクする。名阪国道に乗る。交通量が多い。遅い車と速い車の差が激しい。

 亀山では国道1号線に降りる。降りたときは流れも穏やかで交通量もそこまで多くなかったが、だんだんと信号と車の数が増えてきた。結構進んで、国道23号線に入る。国道からは工場を囲む緑地帯とコンビナートの煙突がたくさん見える。重化学工業地帯に来たと感じる。交通量もさらに増えてくる。23号線では前を行く大阪ナンバーのスカイウェイブにずっと着いていくような状態。途中揖斐川を渡ってから長島PAで休息を取る。駐車場は少ないが23号線の交通量のわりに結構空いている。揖斐川木曽川のトラスの大橋梁を渡って愛知県に入る。さらに交通量が増えてきた。名古屋市に入ってから少しして、右折する。この後何度か右折して、フェリーの乗船場に着いた。時刻は16時だったと思う。

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 乗船手続きのことを考えて、出航の3時間前に着こうと思っていたので、時間通りだった。一番乗りを狙った訳ではないが、結果的に乗船の順番が一番になった。インターネットで既に予約をしているので、もっと遅く来ても良かったように思う。出航3時間前から発券なので、すぐに乗船手続きを済ませる。自動車や徒歩で乗船の手続きを待っている人は十数人程度いたがすぐに、あまり待たされなかった。

 乗船前まで暇なので、バイクの前でフェリーにヰセキのコンバインと福通のトラックが乗って行くのを見ていた。それでも暇なので、周囲を見て回ることにした。とは言え見るところはほぼない。乗り場の建物はレストラン併設だが、平日の昼間しか開いてないので入れず。待合室は無料充電器があったが、子供たちのゲーム機の充電に使われていたので、スマホの充電もできなかった。近くには東方名華祭の会場やレゴランドなどがあり、食事処も多かったが、徒歩で往復はちとキツイ。仕方ないスマホをバイクのバッテリーで充電しながら乗船を待つことにした。

 途中23号線で前を走っていた大阪ナンバーのスカイウェイブ乗りのおじさんを見つけた。その方は羊蹄山の辺りで過ごすと言っていた。一ヶ所にキャンプをして、そこを中心に色んなところを見て回るのだそうだ。お話しをしていると乗船時間になったので、バイクで乗船する。船内ではギアは1速でサイドスタンドを立てるように言われた気がする。苫小牧に着くまではバイクに戻ることはできないので必要なものは身につけて船室に上がる。プロテクターやヘルメットはバイクの上に置いていく。乗客デッキまではエレベータで上がれるようだ。以前に小豆島フェリーに乗ったことはあるが、長距離フェリーはそれらとは規格外である。

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