
昨年の10月から復活した四国スーパーエンデューロラリー2days(以下SSER2daysと略します), 今年は春と秋の年二回開催となります。今年3月に開催されたprintempsを完走してきたのでその振り返りとなります。
今回からの変更点と前回の反省と、そして参加メンバー
今回のSSER2daysから参加費がUPし29,800円となりました。この参加費は夕食込みでです。SSER2daysのSSには変更がなかったものの途中CP1~CP2間のリエゾンがルート変更になっていました。あとはパルクフォルメの位置が高台の上に変更になり駐車場から遠くなったため、パルクフォルメとトランポ間はバイクに乗っての移動が許可されていました。変更点はそのくらいですが、標高1000mという立地と3月中旬で周囲の山地の県道が冬期通行止めが解除されてない時期であり、スタート地点のハイランドパークみかわから大川峰の方を見ると雪が残っているのが見えるくらい寒かったです。SSの日陰になごり雪が残っていたり、2日目朝の3rdステージでは路面凍結があってこけるバイクがいました。
前回のSSER2daysヘッドライトが暗すぎてナイトステージが辛過ぎたのでヘッドライトをラリーライトに強化しました。ラリー用ライトと言えばイタリアの4Kあたりが有名ですが、4KはKLX230用のラリーライトを出していません。というかKLX230が欧州で販売されていないのでそもそも欧州にはKLX230用の用品がありません。ではどこから調達するかというとKLX230が販売されているASEAN諸国です。インドネシアとかマレーシアの通販サイトでラリーライトを販売してるところがあるので、代行決済業者を通して購入しました。配線のスイッチが純正ではあべこべだったの配線をちょこっと調整する必要はありましたが、夜道でのテストでは十分な明るさを確保できました。あとセットで付いてきたウィンドウスクリーンが意外と優秀で、風を防御するだけでこんなにも違うのかと感動しました。タイヤはIRCのGP-21/22とちょっと大人しめなタイヤとなっています。新品のAX41とツーリストが今回のSSER2daysの一ヶ月くらい前に届いたんですが、タイヤ交換が面倒臭くなったのが8割、ハイスピード系のレースで履いたことのないツーリストで走ることへの不安が2割の理由でこのタイヤで参戦しました。さすがに自分以外にはこのタイヤを選択した人はいないと思う。
前回は二郎系うどんさんとタ式さんとの3人で『オフオフ会』という名前でチームエントリーしていました。今回二郎系うどんさんが不参加のため、タ式さんと2人では、3人以上でないとチームエントリーできないため、チームエントリーを諦めました。とはいえリエゾン区間はほぼタ式さんと一緒に走っていましたが。
1st Stage 1日目昼の部
1stステージ出発前にお世話になっているバイク店の社長からもらったアドバイスは、ストレートをとにかく開けろというものでした。速い人と遅い人ではコーナーとかではなく、ストレートをどれだけ開けてスピードが出せるかどうかで決まると言われました。コーナーを速く走ろうとする人が多いがコーナーは遅くていい、直線番長で走れば順位が上がるとのことです。
そんなアドバイスをもらって走った1stステージは、かなり遅かったです。タイヤが食わない、それが怖い、だからスピードが出せない、曲がれない。当たり前ですがGP-21/22なので競技用と比べてSSでタイヤが食いません。ハンドルをこじってコーナーを曲がろうものならフロントが滑って行きます。フロントが滑るのが怖いからできるだけ減速して曲がる。コーナーが怖いのでできるだけ手前で減速するという感じでした。アクセルをできるだけ開けてはいるつもりでしたが、それでも圧倒的に遅く、タ式とはかなり差が付く結果になりました。なおツーリストを履いていたタ式さんの方はタイヤがかなり食ってた模様。
2nd Stage 1日目の夜

2ndステージは夕方から夜のステージです。ヘッドライトをラリーライトにするという抜本的な対策をしたこともあり、十分な明るさのおかげで1ステージから時間を4分も短縮し、順位が……上がりませんでした。
2ステージはSS3で住民とトラブルがありカット、ちゃんと近隣住民や警察には話をしていたのに当日にSSを軽トラで塞ぐ妨害行為を受けたようです。他の人からの伝聞なので実際見たわけではないですが。SSが一個カットされたためタイムが短くなるのは当然です。その上今回のイベントは参加者が少なくしかもラリー経験者っぽい早い人たちばかりという状況で、遅い人があまりいなかったようです。2ndステージでパンクして修理に時間がかかる人もおらず、ライトを改善して頑張って完走したにも拘らず2ndステージ最下位という結果でした。なおタ式さんの方が4分半くらい速かったです。にしても寒くて、上着にワークマンのイージス、手袋はコミネのウィンターグローブという服装で走りました。
3rd Stage 2日目の朝
3rdステージは社長から遅くてもリエゾン区間をできるだけ休まず走って帰ってくるようアドバイスを受けました。リエゾンタイムアタック?です。規制速度は守らねばなりませんが。
このステージは今まで苦労していたタイヤの扱い方がようやくわかってきてペースを上げることができました。1stステージより13分半程度、2ndステージよりも10分の短縮でやっとタ式さんより速く走ることができました。ハンドルを切らないようにバイクを倒して曲がり、曲がれないと思ったらブレーキでロックさせてリアを滑らせたり、ハンドルを抉って敢えてフロントを滑らせることをキッカケにバイクを深くバンクさせて曲がったり。直感的にやっているので説明が難しいですが。グリップしないタイヤなのでコーナーではズルズル滑らせながら走っていました。そんな変な走り方でもタ式さんにSS5では追いついたので、走らせ方次第でズルズルタイヤでも速く走れるんだなと感じました。
そんな風に調子に乗っていたらSS5~SS6のリエゾン区間の凍結路で転倒してフロントフェンダーを折りました。後続の方にヘルプしてもらってバイクを起こし、フロントフェンダーの折れた部分はリュックサックに入れて走りだしましたが、今度は別の凍結区間でまた滑ってコケてガードレールとバイクに挟まれる形で転倒しました。フロントフェンダーが割れたせいでタイヤが巻き上げた砂や泥がモロに顔にかかるようになってしまったので非常に走りにくく、そんな状況で最後のSS6 を走り切りました。それでも1stステージや2ndステージのSS6よりも3rdステージの方が10秒くらい速かったですが。結局こけたり、フェンダー壊したりで休憩せずに走るという目標は叶いませんでした。
走り切ってみて
バイクを壊しつつもタイム超過せずペナルティを受けることもなく完走できました。タイムとしては完走者の中で最下位でした。そしてこれは運が良かっただけですが、28歳以下の参加者が2人しかいなかったためUnder28の部2位入賞という悲願を果たせました。なおタ式さんには3rdステージの一部のSSで20秒程度巻きましたがそれ以外が圧倒的に遅く、今回のSSER2daysも敵いませんでした。
タイヤが食わないと慣れるまで時間がかかったのが痛かった点ですが、このタイヤで慣れていれば決してまともに走れないという訳でもないと分かったのも収穫でした。今回のイベント完走後にも社長からアドバイスを貰いましたが、それが今後もこのイベントに出続けるというものでした。ずっと出続けていればそのうち速くなるというようなニュアンスだったと思います。公道ラリー自体貴重なイベントなので、仕事を休まずに参加できる2daysなら今後も参加していこうと思います。


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